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おいしいお米ができるまで~マシュハウス米作りの軌跡~前編

  • 2023.09.25
  • ブログ

こんにちは、マシュハウスの渡部です😁

マシュハウスのブログではこれまで、2022年末から米作りに取り組んでいることをお伝えしてきました。

👉 マシュハウスが米作りを始めた理由はこちらから

あちこちで放置され、荒れた畑を見て「地域の風景を残したい!」との思いから始めた米作り。

全くの初心者である私たちが畑を耕すところからスタートし、一歩ずつ取り組んできた様子は、ブログやInstagramでも発信してきました。

そしていよいよ実りの秋。

今回は稲刈りを目前に、これまでの軌跡を振り返ってみたいと思います。

荒れた畑に稲を植えたい!2022年12月

私たちが畑を耕し始めたのは2022年の12月。

雪がちらつく寒い季節に、2023年秋の収穫を目指した米作りは始まりました。

土を積み上げたばかりの畝に、小鳥がやって来たことすら嬉しかった時期。

絶対にあきらめずに米を作るぞという決意と、本当に自分たちにできるだろうかと不安が入り混じった気持ちでした。

また米作りの傍ら、マシュハウスが誇る大工の”池ちゃん”は、日本ミツバチの養蜂を目指して巣箱を製作しました。

人間の家づくりを得意としている池ちゃんですから、ミツバチの家づくりもお手のもの!

2月にはステキなミツバチのおうちをたくさん作りました。

この頃には田んぼの整備も進み、春が待ち遠しくなってきましたね。

ミツバチが新しい巣に引っ越す「分蜂」が始まる3月上旬には、米作りより一足先に蜜蝋を塗った巣箱を用意。

ミツバチが来てくれそうな場所に設置しました。

もみまきに苦戦の5月

米作りの方は、稲の種(籾:もみ)を土にまいて苗を育てる「もみまき」を5月に実施しました。

専門の機械を持っている農家ではないので、すべて手作業で行います。

水の張った田んぼに植えられているイメージのある稲ですが、田んぼに植えるまでには、土である程度成長させなければなりません。

トレーに紙を一枚一枚敷き、籾の寝床を作りました。

手作業も大変ですが…慣れない装置にも四苦八苦。

籾まき機がなかなか思うように動かないというハプニングもありましたが、池ちゃんの粘りのかいあってなんとか稼働。

無事にもみまきを完了しました。

苗床はシートをかぶせ、芽を出してくれることをひたすら祈りました。

みんなで楽しい!6月は田植えイベントを実施

シートをかぶせて毎日水をやり大切に育てていた稲は、6月に入るとこんな青々としてきました🌱

いよいよ田植えに向けた準備が始まります。

田んぼに水を引き入れるための用水路をきれいにし、代搔きをしました!

栄養たっぷりの田んぼが準備できました。

田植えイベント前日は、準備と様子見を兼ねてマシュハウスがお試しで田植えに挑戦。

そうして迎えた6月18日。

この日は5組の親子のみなさんにご参加いただき、一緒に田植えに挑戦しました。

私たちも初めての田植えで心配もありましたが、ご参加くださった皆さんの素晴らしいご協力のおかげで、無事田植えを完了しました✨

農業を始めたとき、私たちには自分たちが米や野菜を作って日本の農業に貢献すること以上に、農業に興味を持ち、一緒に楽しむ仲間を増やしたいという思いがありました。

私たちの田んぼもまだまだこれから、仲間づくりもこれからですが、このイベントではささやかながら初めての仲間ができたような、幸せな気持ちでいっぱいになりました。

参加くださった皆さんからは、「とても楽しかった」というお声や、植えた稲がどうなったかを見に行ってくださったという報告まで!

うまくいかないこともたくさんありますが、私たちがやってきたことは無駄ではなかったと、本当にうれしい気持ちでいます。

米作りもフィナーレ間近!親子稲刈り体験イベントを開催します!

田植え後、稲は順調に成長し、8月の終わりには稲穂が少しずつ首を垂れ始めました。

夏の夕暮れを背景に、除草や様子を見に行った時には成長をしみじみとかみしめていたのですが…

9月半ばになると栄養過多で伸びすぎた稲に、雨が降って倒れるという事態が発生しました😱

青ざめましたがなんとか立て直し、無事に救助成功。

稲刈りに向けたカウントダウンが始まりました。

「また皆さんと一緒に稲刈りをしたい!」という思いでやってきた4ヶ月。

ついに!夏を乗り越え、元気に育った稲と一緒に皆さんをお迎えする、稲刈りイベントを企画することができました!

👇👇 お申込みはこちらをクリック👇👇

マシュハウスが目指してきた「米作り」と「農業を通して広げる仲間づくり」、1年の集大成ともいえる稲刈り体験で、皆さんと一緒に喜びを分かち合えることを心から楽しみにしています🌾🌾

ぜひ稲刈り体験イベントに、親子でお申込みください!

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Writer この記事を書いた人

マシュハウス代表取締役  渡部 圭輔

幼いころからものづくりに親しみ、中学生から大工の手伝いを始める。大手ハウスメーカーの大工を経て、本格的な日本建築を手がける親方に師事。建築士の資格などを取得し、2002年にマシュハウスを創業。新築からリフォームまで、お客さま目線の家づくりをしている。

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