資料請求・お問い合わせ

ファームハウスで農業を応援!マシュハウスも米作りに挑戦しています

  • 2023.02.02
  • お知らせ

昨年末のブログでも少しご報告したのですが、マシュハウスでは今、米作りに挑戦しています!

場所はマシュハウスのある総社市の田んぼ。

お米を作らなくなって数年経つ土地を借り受け、2023年初夏の田植えに向けて整備を進めています。

今回はなぜ私たちが農業に興味を持ち、米作りを始めたのかをお話ししたいと思います。

日本の農業が危ない!マシュハウスの感じた危機

私たちが今まで以上に農業に興味を持つようになったのは、建築現場へ向かう車窓から見た地元の風景がきっかけでした。

少し前まで田んぼがあった場所に、米が植えられていない。

田んぼだった多くの土地には雑草が茂り、そのいくつかは山に戻ろうとさえしていました。

耕す人を失い、あっという間に荒れてしまった土地を見て、なぜ後継者がすぐにでも整備しないのかと思い調べてみると、日本の農業を取り巻く、驚くべき実情を知ることになったのです。

まず今、米作りを手がけている人の70%近くが60代以上の高齢者となり、担い手がどんどん少なくなっていること。

そしてロシアによるウクライナ侵攻の影響で、肥料の価格が暴騰していること。

「体力も衰えてきたし、もう数年で米作りはおしまいにしよう」と考えていた多くの高齢者が、肥料が高くなったことで、もう今年から稲を植えるのをやめようと考えているといいます。

調べを進めてさらに驚いたのは、日本では米作りをはじめとする農業の多くが、「食べていけない仕事」になってしまっていること。

戦争の影響で肥料の価格が高騰する以前から、米は作って売っても多くが赤字になってしまう状態だったのです。

情報を発信してみんなに興味を持ってもらい、一人でも多く農業に携わる人を増やしたい

農業従事者のうち、70%が60歳以上であることはお話ししました。

49歳以下の若年層の割合は11%で、30代未満になると、わずか1.2%ほどしかいないという調査結果もあります。

一方で日本の食料自給率は38%。

作り手はどんどん減っているにもかかわらず、政府はいまだ有効な対策をせず、食料の多くを輸入に頼っている状態なのです。

私たちが見た景色そのままに、日本の農業が衰退の一途を辿っていることを改めて感じ、より強く自分たちには何ができるかを考え始めました。

そこで考えたのが、次の5つ。
1.マシュハウス自ら、農業に挑戦すること
2.ブログやSNSなどを通し、農業の現状や、自分たちにできることを発信していくこと
3.今農業に従事している人が、より自分らしく、楽しく農業を続けるための手伝いをすること
4.これから農業を始める人が、楽しみながら取り組めるようお手伝いをすること
5.農業に魅力を感じる人を増やすこと

まずは自分たちがやってみなければということで、早速米作りを始めたことは、冒頭でお話しした通りです。

波乱のインスタ投稿はこちら

ご両親やご親戚から土地を譲り受け、農業を受け継いでいく方、そして新しく農業を始める方には、自分たちの経験や価値のある情報をシェア。

さらには新しいスタイルのファームハウスのご提案をしていくことで、農業に関心を持ち、楽しみながら挑戦してくださる方を増やしたいと考えています。

実体験と結びついた、リアルなご提案でファームハウスづくりを

マシュハウスがご提案するファームハウスはまず、おしゃれでインパクトの強い、カリフォルニアスタイルの外観を候補のひとつに加えます。

田園風景の中に佇むアメリカンスタイルの建物は、古い母屋を取り壊し、新しくリニューアルしたい若い世代や、これから農業を始める移住者にも楽しんでいただけるデザインです。

また実際に農業を始めてみると、トラクターなどの機械を洗う場所や、刈り取った後の稲を乾燥させて籾摺りをする設備を置くスペースなど、「あったらいいな」の気づきがたくさん出てきました。

全員が”農業未経験者”だったからこそ、すべてを当たり前と思わず取り組んだ結果、得られたノウハウもファームハウスづくりには余すところなく活かします。

広い空の下、体を動かし土地を耕す楽しさをたくさんの方と共有し、さらにそれを私たちが得意とする家づくりにつなげていけたら。

ファームハウスはこれから農業を担う方々にとってだけでなく、日本の米づくりや農業をなんとかしたいと思っているマシュハウスにとっても、「夢の家」なのです。

・もっと身近で農業と関わる生き方がしたい
・環境を大切にしながら、自分らしい暮らしがしたい
・自分や家族の食べるものを自分で作りたい
・日本のおいしい米を自分の手で守りたい
・地方でも農業をしていても、おしゃれな家で暮らしたい
・代々受け継いできた田や畑を、楽しみながら守りたい

昇る朝日や、遠い空の向こうに沈みゆく夕日を眺めながら畑を耕し、私たちはいつも、そんな人たちをサポートしていきたいと話しています。

そしていつか、同じ思いを持つ人たちとコミュニティを作り、助け合いながら楽しく暮らしていけたら。

春には稲の他にも野菜の苗を植えたり、ミツバチも飼ってみたいと話しながら、私たちは農業に携わる人たちが幸せに暮らしていける道を模索しています。

農業や米作り、ファームハウスに興味を持たれた方はぜひ、お気軽にご相談ください!

もちろん家づくりはまだ先でも、「農業について語り合いたい」という方もマシュハウスは大歓迎です。

ぜひお気軽にお越しください!

👉 ファームハウス相談会はこちら

Share この記事をシェアする

Writer この記事を書いた人

マシュハウス代表取締役  渡部 圭輔

幼いころからものづくりに親しみ、中学生から大工の手伝いを始める。大手ハウスメーカーの大工を経て、本格的な日本建築を手がける親方に師事。建築士の資格などを取得し、2002年にマシュハウスを創業。新築からリフォームまで、お客さま目線の家づくりをしている。

この人が書いた記事をもっと見る
TOP > ブログ > お知らせ > ファームハウスで農業を応援!マシュハウスも米作りに挑戦しています

Visit Reservation

家づくり相談予約

家づくりに関わることなら
いつでも相談を受け付けております。
以下よりご予約ください。

Contact

お気軽に
お問い合わせください

マシュハウスの家づくりに興味のある方は、
お気軽にお問い合わせください。

0866-92-8867

9:00~18:00(定休日:水曜日)